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pluie de météors

もりの思索について綴ったものです。 自閉スペクトラム症。 わわわアール・ブリュット作家です。

危ない特性。

発達障害でよく「困り事」として上がるのが「感覚過敏」です。
吐いてしまったり、メルトダウン(パニック)になってしまうこともある、しんどいものです。
そしてそれと対になるように言われるのが、「感覚鈍麻(過鈍)」の問題です。
これは、「セルフ・モニタリング」の弱さとも関係しています。


私はおそらくかなりの部分が鈍麻です。
ただ、過敏と鈍麻の構成が自分の中でどうなっているかは未だによくわかりません。
鈍感なようでいて、意識できていない過敏のコップが溢れて、急にパニックになることもあって、混乱します。

ただ、「痛み」に非常に強く、気がつかないまま大怪我や病気をしていることが多いです。
転んで脚が血だらけになっても普通に通学して、教室に着くなりクラスメイトにぎょっとされ、「保健室へ行け!」叱られたり。
腹痛を一晩我慢して歩いて病院へ行ったら、即手術。「あとちょっとで壊死」を起こしてしまうところだったり。
小さい頃から知らないうちにできる、謎の痣や傷がたえません。痒みに非常によわく、痛みにむやみに強いため、かきむしって自分で自分をボロボロにすることもよくあります。

普段は、あんまり意識しない特性なのです。「鈍感」故に、意識しようがない。
そして、「あんまりしんどくない」わけです。「しんどい(痛い)のがわからない」特性ですから。

その点、過敏よりも「いいじゃん」って思われるし、自分でも結構思います。だってラクだし、つらくても、がんばれちゃうもん。努力できちゃうもん。

とはいえ、上記のような危ない、時には命にかかわることが起こると「ああ、なんて危ない特性なのだろう。」と思います。そして、この鈍麻は身体にも精神にも及びます。モニタリングの弱さもです。「つらい」を意識できない。限界まで、死のギリギリまで、ともすると、そこを越えててしまうかもしれない。というのは、とても危険かもしれない。私の特性の中で、一番どうにもなっていなくて、しかも、意識しにくい。やっかいなところかもしれない。と思い始めました。

この特性って、結構、危ない、ということに気がつき始めたいま、どうにかして、鈍麻な部分・セルフ・モニタリングの弱さを、鍛えていきたいなあと思っています。

また、これには「純粋な鈍麻/モニタリングの弱さ」に加えて、

・「自己主張への恐怖」
・「程度がわからない」
・「休んではいけない・休むのは悪」誤学習
・感覚過敏な部分にメモリをとられている

ことが重なっている可能性があり、ここを潰せば、改善する可能性があります。これ自体も、自閉傾向の特性ではありますが、このあたりは学習・練習や感覚を休ませる対策(イヤーマフ等)でなんとかなる部分であります。

一次障害の部分は、改善するかもしれないけれど、あんまり手立てが見込めません。
そのため、この、二次的な部分を、まずはうまくコントロールしていけたら、と思います。どのくらいが純粋な鈍麻で、どのくらいが別の特性なのか、本当にこういう特性なのか、わかりませんが、手立てを講じてみたいと思います。結果も、わからないかもしれないけれど、それでも、精神も体も、本当にやりたいこと、本当に知りたいこと、見たいもの、に、注力するために、工夫して楽しんでしまいたいと思います。