カウンセリングにて
さて、今週も診察とカウンセリングがありました。
カウンセリングでは、今週のつぶやきをまとめたものの解読が主になりました。
だいたい、調子はそれなり。
そのつぶやきの中に、「胡蝶の夢感が強まる」というものがあり、心理士さんはなぜかそれに注目しました。
そして、それが広義の常同行動・興味の限局にあたるかもしれない、と言われました。
わたしの「胡蝶の夢」詳細
くわしく教えてほしいと心理士さんがいうので、少し詳しく話をしました。
過去記事でも、少し触れています。
過去記事
「胡蝶の夢」状態は、安定?
詳細を聞いた心理士さんは「うーん、離人や解離といった状態とも似ているけどなんとなく違うよなあ。それに、その状態のときのもりさんは、安定している気がするんだけれど。」と言いました。
それを聞いて、私も考えました。
確かにそうかもしれない。
なんとなく、世界と噛み合うような。心地よい快感?スーフィズムみたいな。くるくる。マニ車。
というようなことを言いました。
すると心理士さんは「あー、頭の中でのことだけど、広義の常同行為みたいなものなのかな。別に答えが出るわけじゃないけど、おなじことをぐるぐるしてるんだね。興味の限局と言えなくもないし。」と言いました。
その発想は、私にはまったく無かったので、おどろきました。
けれど、たしかにしっくり来るものがありました。
なるほど、なるほど。
よくわかった気がします。
考えを深めてみよう
心理士さんはさらに続けて「うーん、そのあたりの研究者は誰になるのかな。ちょっと深めてみるといいかもしれないね。」と言いました。
私は「研究とかじゃない。やればやれないことはないけれど」と言いました。
「そうだね」と心理士さん。「科学とか統計とかに落とし込むとマズイ気がするね。けれど、もっと考えてみるのも面白いかもしれない。認識論あたりかな。」と言ってくれました。
最近、本をあまり読めていないけれど、ちょっと読んでみてもいいかもな、と思いました。
この常同行動っぽい思考のぐるぐるがどうなるかはわからないけれど、いまは、これが「常同行動っぽい」という発想に興奮し、面白がっているところです。
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診察では、お薬について少し話し、記事を見せました。こちらの記事です。
とても面白がって読んでもらえて、うれしい気持ちになりました。新しいけれど、アーテンが記事のような効き方をする可能性はなくはないようです。当事者の感覚というのは、わかるとよいのだそうです。当事者としても、わかってもらえるとありがたいです。
また、ある県の冊子に私のエピソードが掲載されるようなので、そちらもたたき台を見せてもらいました。誰かの役に立てばよいことです。完成したらまた読ませてもらおう世思います。