忘れられない声たち

 

音声がリアルによみがえるのは時と場合を選ばずやってくる。

ただの音なら別に構わないし、まあ仕方ないかな、と思うけれど、つらいものがフラッシュバックすると、とても苦しい。

 

自分に言われた言葉ではなくとも、耳から流入してきたものは、防ぐことも、忘れることも、私にはできない。

頭の中で、口に出してそれを自動再生せざるを得ない。

 

これからそういう言葉をやめる、と言われても、謝られても、正直なところ、意味がない。一度こびりついたことばは、恐怖は、残る。

怖い。

 

恐怖で支配するしかない、キャラだから仕方がない、お前も一緒になって怖がっていたのか、意味がわからない、謎、あいつ頭おかしいよ、だからダメなんだよ

 

嬉しい気持ちの時でも、なんのきっかけもなくそれらは再生されてしまう。何度もなんども再生されてしまう。

怖い。

 

どうしたら、よくなるのだろう。