生きづらさにも、生きやすさにも、ノッとられない

f:id:kanokomori:20190922092727p:plain

わたしはしばしば、ひとでもものでも、相手になってしまう。

相手が流入する。自分が拡散する。

自分は液状化している。

わたしは原子の偶然で、輪郭なんていうものはほんとうはなくて、

便宜上、どうもりんかくというものがないといけないらしい、人間生活のために。

 

よのなかはカオスで、わたしはいない。

カオスはカオスでしかない。

 

チツジョが好きだね、人間生活は、本当に。

りんかくがないといけないなんて本当に不便、名付けは暴力なのに

 

わたしたる現象はただの対処だで、一瞬の吹いた風のよう。

 

わたしと対処と世界という現象が時々見え隠れする遠心力のなかで、

覚えるはずのない、指先に少し触れるなにかの快感を思い出す。

 

ただ、在る。

世界は存在しない、だから在る。

しかたがないのでお手紙を書く。

 

 

 

どもる体 (シリーズ ケアをひらく)

どもる体 (シリーズ ケアをひらく)